こんにちは、生活アドバイザーのゆりです。31歳になって思うのは、冷蔵庫掃除って本当に侮れないということ。今日は私の体験談を交えながら、月1回の冷蔵庫掃除がいかに生活を変えるか、お話しします。
この記事を読んでわかる事
- 月1回5分でできる冷蔵庫掃除の具体的な方法
- 冷蔵庫掃除が食品安全と家計に与える実際の効果
- 挫折しない掃除習慣の作り方
正直に言います。冷蔵庫掃除、私もサボってました
3年前の私は典型的な「冷蔵庫ぐちゃぐちゃ人間」でした。奥から出てくる賞味期限切れの調味料、野菜室の底でドロドロになった野菜たち。見つけるたび「また無駄にしちゃった…」と自己嫌悪に陥る日々。
でも、食中毒で3日間寝込んだ時に気づいたんです。原因は冷蔵庫の汚れからくる雑菌の繁殖だったって。パナソニックの調査データを見てゾッとしました。

冷蔵庫ぐちゃぐちゃ時代、私もあった…食中毒で寝込んでから本気出した🥶
定期的な掃除が衛生管理に大きく貢献することが分かります。
年1回未満の掃除だと、月1回掃除する場合の約7倍も雑菌が繁殖するんです。これを見て、私は本気で冷蔵庫掃除と向き合うことにしました。
参考データ:冷凍庫は最低でも3ヶ月に一度は掃除をしたい
試行錯誤の末にたどり着いた「月1ルーチン」

最初は気合いを入れて毎週掃除していたんですが、正直続かない。でも月1回なら…と思って始めたのが、今も続けている3STEPです。
STEP1:全部出しチェック(2分)
土曜日の朝、コーヒーを飲みながら冷蔵庫の中身を全部出します。この時が一番現実と向き合う瞬間。「あ、この醤油いつ開けたっけ?」「この野菜、もう使えないな」って感じで、賞味期限切れや傷んだものを選別していきます。
STEP2:外せるパーツは丸洗い(3分)
棚板や野菜室のケースを外して、シンクで中性洗剤を使ってザッと洗います。この時、古い歯ブラシと重曹でパッキン部分もゴシゴシ。最初は「面倒だな」と思ってましたが、やってみると意外とスッキリして気持ちいいんです。
STEP3:庫内はアルコール除菌(2分)
食品用のアルコールスプレーで壁や底面を拭き取り。手の届きにくい隅っこは綿棒を使って丁寧に。この工程で一気に清潔感が増します。
習慣化のコツは「完璧を求めない」こと
私が3年間続けられている理由は、完璧を求めなかったから。時々忙しくて4,5日空いちゃうこともあるし、疲れてる時はSTEP1だけで終わらせることもあります。でも「今月はサボっちゃった、もうダメだ」って思わずに、また来月やればいいやって軽い気持ちで続けています。
カレンダーアプリに「第1土曜日は冷蔵庫掃除」って設定しているんですが、これが地味に効果的。通知が来ると「あ、今日だった」って思い出せるので。
意外すぎる効果:家計への影響
掃除を始めて3か月後、家計簿を見直して驚きました。食費が月平均で約8,000円も減っていたんです。理由は明確でした。
- 冷蔵庫の中身を把握できるようになった
- 同じ調味料を重複して買うことがなくなった
- 野菜を腐らせることが激減した
NPO法人の調査では、月1回の冷蔵庫掃除で平均1,000円以上の食品ロス削減が可能とされていますが、私の場合はそれを大幅に上回りました。これは正直、予想外の嬉しい副産物でした。
プロの視点を家庭に:HACCPって何?
生活アドバイザーとして勉強する中で知ったのが「HACCP」という食品安全管理の手法。これを家庭版にアレンジしてみました。
(液だれ防止)
(湿度管理)
(温度変化OK)
(手に取りやすい)
食材ロスを減らして経済的にも健康的にもメリットがあります。
習慣化が成功の鍵!
最初は「こんなの面倒すぎる」と思ったんですが、実際やってみると意外と簡単。特に温度管理は、冷蔵庫の中に小さな温度計を入れておくだけで意識が変わります。
家族を巻き込む作戦
一人暮らしの時は自分だけの問題でしたが、結婚してからは夫にも協力してもらう必要が出てきました。最初は「冷蔵庫掃除なんて…」って顔をしていた家族も、食中毒の話をして、実際に掃除前後の写真を見せたら納得してくれました。
今では私がSTEP1とSTEP3を担当、夫がSTEP2のパーツ洗いを担当という分業制。「今月の冷蔵庫、めっちゃキレイになったね」って二人で達成感を共有するのも楽しいです。

冷蔵庫掃除、夫と分担するようになってから一気にラクに!一緒にやると達成感ある〜🧼✨
生活スタイル別の効果実感
私がアドバイザーとして接してきた方々の実例を紹介します:
すべてでメリットを実感できます。
あなたのライフスタイルに合った始め方で、今日からスタート!
特に印象的だったのは、70代の女性からの感想。
「孫が遊びに来る時も、冷蔵庫の中身に自信を持てるようになった」
って言われた時は、本当に嬉しかったです。
挫折しそうになった時の対処法
正直に言うと、私も何度か挫折しそうになりました。特に仕事が忙しい時期は「今月はもういいや」って思うことも。でも、そんな時こそ「5分だけでもやってみよう」って自分に言い聞かせています。
完璧じゃなくても、やらないよりはマシ。この考え方が、3年間続けられている一番の秘訣かもしれません。
便利アプリと小技集
最近使っているのが冷蔵庫管理アプリ。賞味期限を登録しておくと、期限が近づいたら通知してくれるんです。ただ、正直言うと入力が面倒で、完璧には使いこなせていません。でも、調味料だけでも登録しておくと、買い物の時に重複購入を防げるので重宝しています。
SNSでビフォーアフターを投稿するのもモチベーション維持に効果的。「いいね」をもらえると「来月も頑張ろう」って思えるんです。
最後に:完璧を求めず、続けることの大切さ

3年間続けてきて思うのは、
月1回の冷蔵庫掃除は決して完璧である必要がない
ということ。時々サボっても、また始めればいい。大切なのは「続ける」こと。
私の場合、この習慣のおかげで食費は年間約10万円節約できましたし、何より食中毒の不安がなくなったことが一番の収穫です。家族の健康を守れているという安心感は、お金では買えない価値があると思います。
この記事を読んで分かったことと考えるべきこと
分かったこと:
- 月1回5分の掃除で雑菌数が7分の1に減る
- 年間約10万円の食費節約効果が期待できる
- 完璧を求めず継続することが最も重要
考えるべきこと:
- 自分の生活スタイルに合った掃除頻度と方法の見直し
- 家族全員の健康管理における冷蔵庫掃除の位置づけ
- 食品ロス削減による環境への貢献も含めた総合的な効果
まずは今度の週末、冷蔵庫の中身を全部出すことから始めてみませんか?きっと新しい発見があるはずです。
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