【実録】雪崩と恐怖からの解放!片付け苦手な私が「なんちゃってゾーニング」でカオスな吊り戸棚を攻略した話

キッチンの吊り戸棚を開けた途端、収納されていたパスタなどの食料品が大量に雪崩落ちてくる様子。 台所

こんにちは、ゆりです。31歳、片付けは得意なほうじゃないです。むしろ苦手。
皆さん、キッチンの吊り戸棚、開けるたびに絶望しません? 私はしてました。開けるたびに何かが雪崩を起こしそうになるし、奥に入れたはずの「いつか使うお洒落なパスタ」は化石になってる。

女性がキッチンの戸棚を開けると、中に詰め込まれていた食料品や容器が雪崩のように落ちてきて、女性が驚いている
戸棚を開けたら、中身が全部落ちてきた!なんてこと、ありませんか?整理整頓の大切さを痛感する瞬間です。AIが描いたイメージです。

この前なんて、姪っ子に「ごま油どこー?」って聞かれて、「吊り戸棚の右のほう!」って叫んだら、案の定、全然違うラー油の瓶を取り出してきて。「なんでわかんないのよ!」って、理不尽にキレちゃいました。いや、これ全部ぐちゃぐちゃに突っ込んだ私のせいなんですけどね。

一番怖かったのは、ちょっと大きめの地震があった夜。棚からガタガタって音がして、「あ、あの一番上に重ねてる、ばあちゃんからもらった重い大皿、落ちてきたら死ぬな」って本気で思ったんです。その日は怖くて眠れませんでした。

もう業者に頼んでリフォームしちゃおうかな、なんて現実逃避してたんですけど、そんなお金あるわけもなく。しぶしぶ、インスタで「#吊り戸棚収納」とかを漁る日々が始まりました。

キラキラしたお洒落な収納には正直うんざりしてたんですが、何人かの人が「ゾーニング」っていうのをやってて。なんか横文字で難しそうって思ったけど、要は毎日使うやつは、一番取りやすいとこに置けって、まあ、そりゃそうだろ、っていう話でした。

※画像引用元:https://katazukeshuno.com/2018/08/16262/

でも、その当たり前のことが全くできてなかったんですよね。
藁にもすがる思いで、私も真似してみることにしたんです。

私なりの、超テキトーなゾーニングもどき

専門家みたいに「ゴールデンゾーンが〜」とかはよくわかんないんで、野球に例えることにしました。感覚です、感覚。

下段(一軍): 毎日使うやつら。スタメン。

中段(二軍): 週1くらいで使うかな?ってやつら。

上段(三軍): 年に数回しか使わないけど捨てられないやつら。あと、軽いストック品。

ゆり
ゆり

野球に例えたけど、分かってもらえるかな?

まず、休日に覚悟を決めて、吊り戸棚の中身を全部出しました。キッチンの床が物で埋まって、足の踏み場もなくて、開始5分で「やらなきゃよかった」って後悔しましたね。

【下段:一軍スタメンの指定席】

ここには、毎日使うお茶碗とかお皿、コップ。あと、ラップとアルミホイル。
前は平積みしてたお皿を、ニトリで見つけたA4のファイルボックスに立ててみたら、これが革命でした。マジで。どのお皿もスッと取れる。なんで今までやらなかったんだろう。夫も「これ、取りやすい」って言って、自分でお皿を出すようになりました。(まあ、戻す場所はたまに間違えてますけど、そこはもう目をつぶる…)

私が購入したA4のファイルボックス👇

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うちの棚、ずっとごちゃついてたんだけど、犯人はバラバラな収納ボックスだったみたい。 これをずらっと並べたら、一気に”見せる収納”に変わった。 もっと早く全部これに統一すればよかった…。

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ラップ類は、いちいち引き出し開けるのが面倒で、戸棚の扉の裏にマグネットでくっつくやつを付けました。山崎実業のtowerシリーズだったかな。これはちょっと奮発したけど、料理中に片手で取れるから、投資価値はあったと思ってます。

【中段:忘れがちな二軍選手たち】

ここは目線よりちょい上。踏み台なしでギリ届くけど、奥のものは取れない、みたいな一番中途半端な場所。
ここには、パスタとかそうめん、缶詰のストック、たまにしか使わないお弁当グッズとか。
インスタで見たみたいに、取っ手付きのケースで揃えたらかっこいいんだろうなーって思って、無印良品でいくつか買ってみました。でも、全部揃えるのは高いから、あとは家にあったIKEAのよくわかんない箱とか、100均のケースとかでごまかしてます。統一感ゼロ。

きれいに整理整頓されたキッチンの戸棚。パスタや乾麺などの食料品が、透明な保存容器に入れられ、整然と並んでいる。
きれいに片付いた戸棚は、見ていて気持ちがいいですね。どこに何があるか一目でわかり、料理もはかどりそうです。AIが描いたイメージです。

大事なのは、ケースにざっくりと仲間分けして入れること。「粉もの」「乾麺」みたいに。本当はテプラとかでお洒落にラベリングするんでしょうけど、面倒くさがりなので、マッキーで箱に直書きです(笑)。字が汚いのはご愛嬌。

ゆり
ゆり

流石にリアルではお見せできませんが💦

【上段:軽さと安全こそが正義の場所】

ここはもう、私にとっては魔境でした。何が入ってるか自分でも覚えてない。
でも、地震で死にたくないので、ここだけはルールを徹底しました。

「重いものは、絶対に置かない」


あの大皿は、食器棚の一番下にお引っ越し。ガラスの保存容器とかも全部降ろしました。

じゃあ何を置くのかっていうと、キッチンペーパーとかスポンジのストック。あとは年に一回しか使わないお重箱(プラスチックの軽いやつ)。とにかく、万が一、頭の上に落ちてきても「イテッ」で済むものだけ。ダイソーで買った滑り止めシートを敷いて、物が滑らないようにだけはしてます。これは気休めかもしれないけど、やらないよりはマシかなって。

戸棚の棚に、キッチンペーパー、スポンジ、赤と黒の重箱が整然と並べられている。
日用品と、特別な日に使う重箱。きちんと整頓されていると、見ていて清々しい気持ちになりますね。AIが描いたイメージです。

で、実際どうなったの?

正直に言います。
「毎日の料理が10分短縮!」みたいな劇的な変化は、測ってないのでわかりません(笑)。

でも、「あれ、どこだっけ?」ってイライラしながら棚を引っかき回す時間は、確実になくなりました。
姪っ子に「ごま油どこー?」って聞かれても、「中段の、調味料って書いてる箱の中!」って具体的に指示できるようになった。これは、精神衛生上、ものすごく大きな進歩です。

あと、キッチンの見た目が劇的に変わったわけでもないです。扉を開ければ、統一感のない箱と、手書きの汚いラベルが見えるだけ。
でも、私にとっては、これで十分。前よりずっと使いやすくて、何より「地震が来ても、まあ大丈夫か」って少しだけ安心できるようになった。その安心感がお金じゃ買えない一番の収穫だった気がします。

これからやろうとしてる人へ

もし、昔の私みたいに吊り戸棚の前でため息ついてる人がいたら、言いたい。

いきなり全部やろうとしないでください。絶対、挫折します。

まずは、一番よく使う扉一枚から。
そして、一番重くて危ないお皿を一枚、下に降ろすだけでもいい。
それだけで、昨日の自分より、ちょっとだけ暮らしが安全になるはずだから。

ゆり
ゆり

「扉一枚から」って考え方、いいね!一気にやろうとすると大変だもん。私も重いお皿、下に動かそっと。

完璧じゃなくていいんです。お洒落じゃなくてもいい。
自分にとって「まあ、これでいっか」って思える落としどころを見つけるのが、たぶん一番大事なんだと思います。

【透明性のための追記】
この記事で名前を出した商品は、ぜんぶ自腹で買ったものです。ただ、使ってみて個人的に良かった(もしくは、まあまあだった)っていう感想です。値段とかも覚えてないので、気になる人は自分で調べてみてください。

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筆:佐々木 ゆり

LimiBreak – 「若いチカラ、限界突破。」 女性が創る、新しいコンテンツの波。

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