こんにちは、生活アドバイザーのゆりです。31歳になって、もうかれこれ一人暮らし歴10年超えなんですが、つい最近まで私のキッチンって本当にカオス状態だったんです。
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引き出しを開けるたびに「ガシャーン!」って音がするし、お気に入りの卵焼き用フライパンを使いたくて、上の重たい中華鍋をえいやって持ち上げて…もう朝からクタクタでした。
でも実際に「立てる収納」を試してみたら、これが思った以上にすごくて。最初は「なんか面倒そう」って思ってたんですけど、やってみると全然違うんですよね。
今回は、私が実際にニトリや100均のアイテムを使って試した体験談と、なぜこの収納法がこんなに効果的なのか、具体的な方法まで全部お話しします。正直、失敗した部分もあるので、そこも含めて本音でお伝えしますね。
この記事を読んでわかること
- なぜ「立てる収納」がキッチンで効果的なのか(心理学的・物理学的根拠)
- 実際に使えるニトリ・100均アイテムの選び方と使用感
- 失敗しやすいポイントと対処法
- あなたのキッチンに合った収納方法の見つけ方
そもそも、なんで「立てる」と良いのか?

実は科学的な根拠があるんです
整理収納の専門家によると、人間が物を探す時って、視線を「横」に動かす方が「縦」に動かすより2倍速いんだそうです。つまり、鍋を重ねて収納すると、下にあるものを見つけるのに時間がかかるのは当然なんですね。
私も実際に時間を測ってみたんですが、重ねて収納していた頃は欲しいフライパンを取り出すのに平均40秒かかってました。立てる収納にしてからは10秒。これ、毎日のことを考えると結構な時短になるんです。
実感できた3つの変化
1. 物理的なメリット:空間効率が本当に上がった
リフォームメリット:キッチンの空間効率が大幅に向上
バラバラに配置されて非効率
機能性とコンパクトさを両立
(12㎡ → 8㎡で機能性アップ)
吊り戸棚と引き出し式収納で最適化
一体型デザインでお手入れ楽々
4㎡分をダイニングエリアに活用
最初は「立てたら場所取るんじゃない?」って疑ってたんです。でも実際やってみると、今まで使えてなかった「高さ」の部分をフル活用できるようになって、むしろ収納量が増えました。
引き出しの高さって、だいたい15〜20cmくらいあるじゃないですか。重ねて収納すると、この半分くらいしか使えてない状態だったんですね。立てることで、この空間を100%活用できるようになります。
キッチン収納改善:引き出しの空間効率が劇的に向上
お皿の高さまで無駄なく収納
5枚 → 9枚(同じ引き出しスペース)
上から見下ろして一目で全体把握
重ねたお皿をどかす手間が不要
2. 心理的なメリット:料理へのハードルが下がった
これが一番驚いたんですが、キッチンがスッキリすると、本当に料理したくなるんですよ。心理学でいう「環境心理学」の効果だと思うんですが、整理された空間にいると、なんか気持ちも整理されるというか。
以前は「今日は面倒だから外食でいいや」って日が週3回くらいあったんですが、今は自炊する日が確実に増えました。多分、調理前のストレスが減ったからだと思います。
3. 経済的なメリット:フライパンが長持ちするように
これは予想外の効果だったんですが、フッ素コーティングのフライパンが明らかに長持ちするようになりました。重ねて収納してた時は、上の鍋の底でコーティングが削れちゃってたんでしょうね。
実際、コーティングが剥がれて買い替えるサイクルが、以前は1年半くらいだったのが、今は3年近く使えてます。これって年間で考えると結構な節約になるんです。
実際にやってみた!ニトリvs100均、どっちがいいの?
ニトリの「伸縮フライパン・鍋ブタスタンド」を使ってみた感想

画像引用元:伸縮ざる・ボウル・フライパンスタンド(S US002)
値段:1,290円(税込)
正直、最初は「1,500円かー」って躊躇したんです。でも使ってみると、この値段は全然高くない。
良かった点:
- 仕切りの間隔を自由に調整できるから、厚さの違うフライパンもちゃんと収まる
- スチール製で頑丈。重いストウブ鍋も安心して立てられる
- M字型のワイヤーで鍋蓋がきっちり固定される(これ重要!)
イマイチだった点:
- 組み立てが少し面倒。最初、説明書なしでやろうとして10分くらい格闘しました
- 引き出しによっては幅が合わない場合がある(購入前の測定は必須)
100均のファイルボックスも試してみました
セリアのA4ファイルボックス(ワイド):110円×5個=550円

画像引用元:セリアのA4ファイルボックス(ワイド)
良かった点:
- とにかく安い!失敗しても痛くない
- 薄めのフライパンや卵焼き器にはちょうどいいサイズ
- 汚れても気兼ねなく買い替えられる
問題だった点:
- 重いフライパンを入れるとたわむ。26cmのフライパンは厳しかった
- プラスチックなので、熱いフライパンをそのまま入れるとちょっと心配
結局、私が選んだ方法
最終的に私は「ハイブリッド方式」にしました。
- 重い鍋・大きなフライパン → ニトリのスタンド
- 軽い調理器具・卵焼き器 → 100均のファイルボックス
これが今のところ最適解だと感じてます。全部ニトリにしても良かったんですが、予算的にこの組み合わせが一番コスパが良いかなと。
失敗しないための具体的なステップ
STEP1:現状把握(これ、めっちゃ大事です)
最初に私がやったのが、持ってる調理器具を全部出すこと。これ、正直面倒だったんですが、やってよかったです。
出してみたら、全然使ってない鍋が3個も出てきて。「これ、いつ買ったんだっけ?」みたいな。この機会に断捨離もできました。
具体的にやったこと:
STEP2:アイテム選び
測ったサイズをスマホにメモしてニトリに行きました。店舗で実際に触ってみて、耐久性を確認するのは大切ですね。
セリアのA4ファイルボックス(ワイド)は、実際に家のフライパンを持参して店舗で確認しました。店員さんに「変な人だと思われるかな」って心配だったんですが、意外と他のお客さんもやってるみたいで、全然普通のことでした。
STEP3:設置と調整

これが一番楽しい部分!でも、最初は理想通りにいかないものです。
私の場合、最初にフライパンの取っ手の向きをバラバラにしてたら、なんか見た目が汚くて。全部同じ方向に揃えたら、見た目もスッキリするし、取り出しやすくもなりました。
あと、滑り止めシートは絶対必要です。最初は「別にいいかな」って思ってたんですが、引き出しを開け閉めするたびにスタンドがズレて、結局100均で買い足しました。
こんな人におすすめ・おすすめしない
おすすめする人
忙しい共働き家庭 朝の5分って本当に貴重じゃないですか。調理器具を探す時間がなくなるだけで、心の余裕が違います。
料理初心者 道具が取り出しやすいと、料理へのハードルが下がります。「あ、今日はこのフライパン使ってみよう」みたいな気持ちになりやすい。
収納にお金をかけたくない人 100均のファイルボックスだけでも十分効果があります。まずはお試し感覚で始められるのがいいですね。
正直、おすすめしない人
調理器具が少ない人 フライパン1個、鍋2個とかだったら、重ねて収納でも十分だと思います。わざわざ立てる必要はないかも。
キッチンが超狭い人 ワンルームの極小キッチンだと、スタンドを置く余裕がない場合があります。まずは空間の確保が先決ですね。
3ヶ月使ってみた正直な感想
良い点ばかり書いてきましたが、正直に言うと、最初の1週間は「前の方が楽だったかも」って思いました。慣れるまでに時間がかかるんですよね。
でも、1ヶ月経つ頃には完全に慣れて、今では「もう元には戻れない」って感じです。特に朝の忙しい時間帯で、パパッと調理器具が取り出せるのは本当にありがたい。
意外だったのは、友達が家に来た時に「キッチン、すごく使いやすそう!」って褒められることが増えたこと。見た目にもスッキリして見えるみたいです。
この記事を読んで分かったことと考えるべきこと
分かったこと:
- 立てる収納は科学的根拠のある効率的な方法
- 初期投資は必要だが、長期的には経済的メリットも大きい
- 100均アイテムでも十分効果がある
- 設置には多少のコツと慣れが必要
考えるべきこと:
- あなたのキッチンの現状と理想のギャップは何か
- 予算と効果のバランスをどう取るか
- まずは小さく始めて、効果を実感してから拡大するか
正直言って、この収納方法は「魔法」でも「革命」でもありません。でも、毎日の小さなストレスを確実に減らしてくれる、地味だけど効果的な改善方法だと思います。
完璧を目指さずに、まずは一つの引き出しから始めてみませんか?私も最初は半信半疑でしたが、やってみて本当に良かったと思ってます。
キッチンが使いやすくなると、料理がもっと楽しくなりますよ。
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