こんにちは、生活アドバイザーのゆりです。31歳になって、キッチン周りの掃除って本当に大変だなって実感する毎日です。特に揚げ物をした後のあの油跳ね…見るたびにため息が出ちゃいませんか?
先日、友人から「100均のアイテムで油跳ね対策ができるよ!」って教えてもらったんです。正直、最初は半信半疑でした。だって100円のもので、あの厄介な油汚れが解決するなんて信じられなくて。
でも実際に試してみたら、思っていた以上に掃除の負担を軽減できたんです!今日は私の体験談も交えながら、100均で買える油跳ね防止グッズの実力をお話ししますね。
この記事を読んでわかること
100均で買える油跳ね防止アイテムの実際の効果と限界
レンジガードとキッチンシートの使い分け方法
賃貸でも安心して使える具体的なテクニック
実際の掃除負担がどれくらい変わるのか
失敗しないための設置のコツと注意点
なぜ油跳ね対策が必要なのか?賃貸住まいの現実
まず、なぜ油跳ね対策が重要なのか、賃貸住まいの現実から見てみましょう。
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によると、賃貸退去時の原状回復費用は原則として貸主負担とされています。しかし、入居者の故意や過失によって生じた汚れや損傷については、入居者が負担することになっています。
キッチン周りの油汚れも、通常の使用範囲を超えた汚れと判断された場合は、修繕費用を請求される可能性があるんです。私も以前住んでいたアパートで、壁紙の油染みで敷金から1万5000円も引かれた経験があります…あの時は本当にショックでした。
特に問題なのが、油跳ねによる壁紙への染み込み。一度染み込んでしまうと、普通の洗剤では落ちないんですよね。私も何度も挑戦しましたが、結局諦めることに。
100均グッズの実力を徹底検証!私の体験レポート

最初は疑心暗鬼だった
「100円のもので本当に効果があるの?」これが私の正直な気持ちでした。でも試してみないと分からないということで、ダイソー、セリア、キャンドゥの3店舗を回って、合計6種類のアイテムを購入。
まず驚いたのが、種類の豊富さ!昔の100均って、機能性よりも安さ重視だったじゃないですか。でも今は違うんです。デザインも機能性も、正直ホームセンターで売っている商品と遜色ないレベル。
レンジガード vs キッチン壁用シート:どっちがいい?
実際に使ってみた結果を表にまとめてみました。
正直言うと、どちらも一長一短なんです。そして、実際に使ってみて分かったのは、
完全に油跳ねを防げるわけではない
ということ。でも、普段の掃除の負担は確実に軽くなりました。
私の場合、普段はキッチン壁用シートを貼っておいて、揚げ物をする時だけレンジガードも併用するという使い方に落ち着きました。
実際の設置で失敗した話

最初にキッチンシートを貼った時、実は大失敗したんです。壁の掃除が不十分だったせいで、1週間も経たないうちに端っこがペラペラと剥がれてきちゃって。
この経験から学んだのは、事前準備の重要性。壁面をしっかりとアルコールで拭いて、完全に乾かしてから貼る。これだけで粘着力が全然違います。
特に、うちのキッチンは少しザラザラした壁紙だったので、最初に小さなサンプルで粘着テストをしておけばよかったなって後悔しました。
店舗別の特徴と私のおすすめ
3つの店舗を回って感じた、それぞれの特徴をお話しします。
ダイソー:機能性重視派におすすめ
ダイソーの三面レンジガードは本当に優秀でした。180度に広がるタイプで、コンロ全体をしっかりガード。厚みもあって安定感抜群です。ただ、デザイン性はちょっと無機質かな。
セリア:見た目重視の人向け
セリアは、さすがおしゃれ系100均!木目調のシートや北欧風の柄など、キッチンのインテリアにこだわる人には最高だと思います。私も結局、セリアの白いタイル風シートを選びました。
キャンドゥ:賃貸住まいの強い味方
キャンドゥのマグネットタイプが画期的でした。壁に貼らずに、冷蔵庫の側面に付けられるんです。これなら賃貸でも全く問題なし!
本当に掃除の負担は軽くなる?実際の変化
数字で語らないと説得力がないと思って、私の体験をお話しします。
使用前の状況
げんなりしてしまう
使用後の変化
ただし、これは私個人の体験で、キッチンの構造や調理頻度によって効果は変わります。完全に掃除が不要になるわけではありませんが、確実に負担は軽くなりました。
時間だけじゃなくて、精神的な負担も軽くなったのが嬉しかったですね。油汚れを見てげんなりすることがなくなりました。
失敗しないための設置テクニック
キッチンシート編:私の失敗から学んだコツ
- 壁の材質チェックは必須
最初に10cm四方くらいでテスト貼りをしましょう。私は面倒くさがってこれを怠ったせいで、最初の1枚を無駄にしました。 - マスキングテープの下地使用
賃貸の場合、直接貼るのは避けた方が無難です。マスキングテープを先に貼って、その上からシートを貼れば安心。 - 気泡は必ず除去
空気が入ると、そこから剥がれやすくなります。カードなどを使って、しっかりと空気を抜きましょう。
レンジガード編:安定させるひと工夫
レンジガードって、案外不安定なんですよね。調理中に倒れたりするとヒヤヒヤします。
私が見つけた解決法は、100均のブックエンドを使うこと。サイドに置くだけで、格段に安定感が増します。この技、友人に教えたらすごく喜ばれました。

賃貸住まいが気をつけるべきポイント
賃貸住まいの私たちにとって、一番怖いのが退去時のトラブルですよね。
国土交通省の原状回復ガイドラインでは、通常の使用による劣化は貸主負担とされていますが、入居者の故意・過失による損傷は入居者負担となります。
粘着跡が残りにくいアイテム選びが重要です。商品パッケージに「きれいにはがせる」と書いてあるものを選ぶのはもちろんですが、実際に小さなサンプルでテストしてから本格使用することをおすすめします。
もし粘着跡が残ってしまった場合は、慌てずにシール剥がし液を使うか、ドライヤーで温めながらゆっくり剥がしてください。私も一度、急いで剥がそうとして壁紙を痛めてしまったことがあります。
実際の効果は?ネット上の声
ネット上でも同じように100均アイテムを使っている人たちの様々な声が見つかります。
「週末の掃除時間が短くなった!もっと早く知りたかった」
「賃貸だから諦めてたけど、これなら安心して使える」
「見た目もおしゃれで気分が上がる」
といった好意的な声がある一方で、現実的な評価も多く見られます。過度な期待は禁物ですが、確実に掃除の負担軽減には役立っているようです。
私が最終的に選んだベストな組み合わせ
いろいろ試した結果、私のキッチンでのベストな組み合わせはこれです:
普段使い:セリアの白いタイル風シート
揚げ物時:ダイソーの三面レンジガード + キャンドゥのマグネットタイプ
この組み合わせで、かなりの油跳ねをガードできています。初期投資は500円程度でしたが、これで掃除のストレスが軽減されるなら安すぎるくらいです。
ただし、完璧に防げるわけではないことは理解した上で使っています。定期的な掃除は必要ですが、その頻度と負担は確実に減りました。
トラブルに遭った時の相談先
もし退去時に原状回復費用でトラブルになった場合は、以下の機関に相談できます:
これらの機関では、原状回復に関する適切なアドバイスを受けることができます。
この記事を読んで分かったことと考えるべきこと
分かったこと
- 100均アイテムでも油跳ね対策の一定の効果は期待できる
- 適切な使い方をすれば、掃除の負担を軽減できる
- 賃貸でも工夫次第で安心して使用できる
- 商品選びと事前テストが成功の鍵
- 完全に防げるわけではなく、定期的な掃除は必要
- 国土交通省のガイドラインを理解することが重要
考えるべきこと
- 自分のキッチンの材質や使用頻度に合った商品選び
- 初期投資と長期的な効果のバランス
- 賃貸の場合の原状回復リスクとの兼ね合い
- 定期的なメンテナンスや交換の手間
- 過度な期待をしすぎないこと
油跳ね対策って、「面倒だから後回しにしよう」って思いがちですが、実際にやってみると生活が楽になります。特に働いている女性や子育て中のママには、少しでも負担軽減効果があると思います。
最初は「100円のもので本当に効果があるの?」って疑っていた私ですが、今では手放せないアイテムになりました。完璧を求めるのではなく、「少しでも楽になればいいな」という気持ちで試してみてください。
たった数百円の投資で、毎日の家事が少しでも楽になるなら、挑戦してみる価値はあると思います。皆さんも、現実的な期待値で、ぜひ試してみてくださいね!
筆:佐々木ゆり
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